我がえるコミ会員には、強力なメンバーの防災士がおります。
皆様の防災意識の高揚を図るためにお願いをしてこの様「防災士の呟き」として掲載をします。不定期ではありますが今後も継続していきたいと思います。
第1回 防災士の呟き
【地域の防災力】
大きな災害では国や地方公共団体の救助、救援はすぐには期待できません。
それは、行政職員も被災者である可能性が高い!ということも一因のはずです。
そこで大切なのは、一人ひとりが防災のことを考え、普段から自分たちの安全を確保しなければならないなぁという考え方です。『えるコミ』の立ち上げ理由の一つでもあります。
このマンションというコミュニティの防災力向上のためみなさんと考えていきましょう!
【減災】
最近、良く目にする言葉です!
防災…大きな自然災害の前では人の力は無力過ぎましたね…災害を防ぐことがいかに困難なことか… つまり、火災への事前対策は火災を起こさないようにすることであり、地震等自然災害への事前対策は、被害を出さない、あるいは被害を最小限に抑えるための対策を考え実行すること。それが「減災」という言葉です。
リンクの減災!どうでしょう?
【自助・共助・公助】
一般に災害被害の軽減は「自助・共助・公助」の効率的な組み合わせで実現されると言われています。
「自助」…災害対策の基本。 自分の身は自分で守るという備え
「共助」…さらに〈互助と協働〉とに分けている。
互助…地域の住民同士の助け合い
協働…個人、団体、企業、自治体、公的防災機関など
様々な防災力を結集して、防災・減災対策に臨む活動
「公助」…国、地方、公共団体の仕事として行われるもの
大災害の発生直後の「生きるか死ぬか」という瀬戸際には、「自助」と「共助」しかないと覚悟しなければならない。
初動時の「自助:共助:公助」の比率は「7:2:1」と言われています。 ≪つづく≫
第一回目のプチ情報は、少し固いお話になってしまいましたが、これからの情報の基礎知識として知っておいていただけましたら幸いです!
リンク・シティの「自助・共助」について、私たちはどのような備えが必要なのか、次回はもう少し掘り下げて考えていきたいと思います。
今回のポイント!
自分たちのコミュニティでの「自助・共助」を考え、地域の防災力を高めていく!
リンク・シティの防災力アップを目指しましょう!
平成23年度版 防災士教本 参照
日本防災士会 埼玉県支部 小久保